質問内容
仕事の関係で転勤が多く、将来的に転勤する可能性が高いです。いつ、どこへ、ということは分かりませんが、来年子供が産まれるので引っ越しを考えています。引っ越し先を賃貸にしようと思っていましたが、ずっと賃貸だと老後もずっと家賃を支払わなければいけなくなるので、マイホームの購入も考え始めました。転勤が終わってからだとローンが組めるかも心配ですし、35年ローンならそろそろ組みたいですが、転勤族だとマイホーム購入は無謀でしょうか。
回答
将来転勤が決まっている人がマイホームを購入する場合、転勤の際には、
という2択になります。
マイホームを売却する、という方法もありますが、売却する予定であれば最初から賃貸のほうがいいでしょう。
どちらがいいかというのはその家族にもよりますが、現実的なのは旦那さんだけ単身赴任するという方法です。というのも、人に貸してしまうと単身赴任が終わって帰ってくるタイミングで、退去してもらわなければなりません。しかし、賃貸に出す場合、貸主の都合で退去してもらうということはできません。あらかじめ期間が分かっていれば、その期間限定で貸す、ということもできますが、家族住まいのマンションの場合、単身者に比べて一度住むとなかなか引っ越しをしたがりません。お子さんの学校の都合などもあるので、期間限定で借りたいという人は限られてしまうでしょう。
また、借りたい人がいればいいですが、なかなか見つからない場合、ローンの返済と転勤先の家賃の二重払いになってしまいます。
そのため、家族で引っ越して賃貸で貸すより、旦那さんだけ単身赴任というほうが現実的ではあります。
ただ、単身赴任する場合、生活費は余分にかかることになるでしょう。会社からある程度サポートがあればいいですが、どのくらいサポートがあるかは会社にもよります。また、家族と離れて寂しい思いをするというデメリットもあります。
それでも、老後のことを考えてマンションを購入するのであれば、早くローンを組んだ方が返済期間に余裕が持て、月々の返済負担は減ります。
マンションを購入したほうがいいか、賃貸のほうがいいか、ということは家族にもよるので、しっかり検討するようにしましょう。