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マンション売却、内覧準備でスムーズに売れるようにする方法

売却2019.07.25

マンションを売却するにあたって、内覧はとても大切です。内覧に来るということはマンションに興味を持ってくれていて、購入も検討しているということです。しかし、実際には内覧には来てくれても成約には結びつかない、という場合もあります。では、内覧に来てくれた人が少しでも成約してくれるようにするためには、何をしておくのがいいのでしょうか。


マンション売却の内覧で準備しておくこと

マンション売却で内覧に来てくれた人に、少しでも購入を検討してもらうためには、この家に住みたい、と思ってもらうことが大切です。不動産情報サイトやチラシでは分からなかった、実際に見て分かることもあるでしょう。思ったより日当たりがよくない、写真で見るより狭く見える、そんなこともあるかと思います。しかし間取りは変えられないので、売り手ができることは部屋を清潔にして、少しでもいい印象を与えられるようにすることです。


マンションを買うということは、一生のうちでも一番と言っていいほど大きな買い物です。その買い物を決めるのに、水回りが汚かったり、ホコリが落ちていたら購入意欲が下がってしまいますよね。実際に購入してもらえたら掃除をするのも清潔に保つのも購入者なので、内覧時には少々汚くても関係ないと思うかもしれませんが、汚くされていた家に住む、というのはやはり気持ちのいいものではありません。


特に、下記の3カ所はよく見られているので掃除に力をいれたほうがいいでしょう。 

玄関

玄関は、内覧に来てくれた人が初めて見る場所です。家の顔といってもいいでしょう。

その玄関が汚いと、最初の印象がよくありません。その後見てもらう部屋やお風呂がキレイでも、最初の印象がよくないとなかなかその印象がぬぐえないこともあります。

靴がある場合は全て下駄箱に入れたりして片づけておきましょう。また、玄関は意外とホコリも溜まりやすいので、ドアやドアノブもしっかり掃除しておきましょう。

水回り

水回りは汚れが目立ちやすいだけでなく、ニオイも出やすい場所です。

 

トイレ

 

トイレは汚れがつきやすく、内覧者もよく確認する場所です。いつも以上に念入りに掃除をし、アカや汚れがない状態にしておきましょう。

 

お風呂

 

お風呂の掃除のポイントは、もちろん水アカやカビがない状態にしておくことが大切ですが、それプラス、水滴を拭いておくということも大切です。水滴があると、どうしても生活感が出てしまいますし、人によってはあまりいい印象を受けません。

シャンプーボトルや石けんなど、キレイにして揃えておくようにしましょう。

 

キッチン

 

キッチンは汚れがつきやすい上、ニオイにも注意したいところです。シンクはできれば水滴痕が残らないように、キレイにしたら最後は水滴を拭き取るようにしましょう。コンロも油汚れなどが残っていると印象もよくないですし、ニオイの元になることもあります。除菌洗剤などでしっかり掃除することで、ニオイの元を絶つことができるので、いつもの掃除よりも力をいれて掃除するのがおすすめです。

また、調味料などが置いてあると、キッチンが狭く見えることがあります。調味料だけでなく、キッチンにあるものは極力片づけて、少しでも広くて調理しやすいキッチン、という印象を与えられるようにしましょう。

バルコニー

部屋の中ばかりに意識がいきがちですが、バルコニーも忘れないようにしましょう。特に洗濯物をバルコニーで干したいと思っている内覧者は、バルコニーが広くてキレイかどうか、気にしています。布団を干したいと思っている人もいるので、布団が干せるくらい広いスペースがある場合、そこをアピールポイントにできるよう、物は片づけておきましょう。

掃除のポイント

玄関の掃除

玄関はホコリが溜まりやすいので、上から下に向かってまずはホコリを落とすようにしましょう。ホコリが掃えたら、ドアやドアノブも水拭きするようにしましょう。水拭きをした後そのままにしておくと、水滴の痕が残ったり、水滴にホコリがつきやすいので、乾拭きもするのがおすすめです。

靴はニオイが出やすいので、下駄箱に靴をしまったら、消臭剤などを置いておくとよりいいでしょう。

水回り

水回りは水アカやカビで汚れやすい場所です。カビがあるとどうしても清潔感がなくなってしまいます。重曹やカビ取り剤を使ってキレイにしておきましょう。

キッチンは油汚れがあると印象がよくありません。生ごみだけでなく、小さなゴミもできるだけ残さないようにしましょう。

水回りは、水滴が残っているより乾いているほうがキレイに見えます。洗剤などでキレイにした後は、水滴も拭き取るのがおすすめです。

バルコニー

バルコニーは掃除しにくいと思う方も多いですが、ホウキとチリトリを使ってゴミを掃うだけでも綺麗になります。掃除機でもいいでしょう。

目立つ汚れがある場合、水を含ませた歯ブラシなどでこするだけでも、汚れが落ちやすくなります。

また、窓ガラスやサッシも水拭きと乾拭きをすることで、キレイになり印象がよくなります。

収納スペースは片づけるべき?

忙しくて片づける時間がなかなか取れない方は、収納スペースにとりあえず物を入れておく、という方法でパッと見キレイにしておく、という方もいるでしょう。しかし内覧者によっては収納スペースを見たい、という方もいます。もし収納スペースがしっかりある場合はそこがアピールポイントになります。

収納スペースもキレイにしておけば、いつでも見てもらえるので、収納スペースも片づけておくのがおすすめです。

業者に頼んでキレイにしてもらったほうがいい?

もし高く売りたいと思っているなら、壁や床のキズなんかは業者に頼んでキレイにしてもらっておくのがおすすめです。

しっかりリフォームをする必要はありませんが、パッと見て印象がよくない、と思うような箇所は業者に依頼して直しておくようにしましょう。ちょっとした壁のキズなんかであれば、数千円、高くても2~3万円ほどで直してもらえます。その後高く売れることを考えて、もしくはそれを値下げ交渉のネタにされないようにするために、投資と思って修理しておくようにしましょう。

内覧者に立ち会ったほうがいい?

内覧に来てくれた場合、不動産会社の営業担当者が一緒に来てくれます。そのため、立会いしなければならない、ということはありませんが、できれば立ち会うのがおすすめです。

マンションのアピールポイントを一番よく分かっているのは売主です。内覧者としても、実際に住んでいる人の意見を聞いたほうが、よりマンションのいいところも分かりますし、デメリットとして把握しておいたほうがいいことも分かります。

あらかじめアピールポイントなどをまとめておき、聞かれたら丁寧に答えるようにしましょう。

当日注意すること

内覧の当日は、換気をして電気は全部つけるようにしましょう。どの家も、自分では気がついていなくても、必ず生活臭というものがします。できるだけ換気扇はすべてつけて、電気もつけて明るい印象を与えるようにしましょう。

まとめ

マンションを売却したい場合、内覧者にいい印象を与えられるようにしっかり掃除をしておく必要があります。内覧に来てくれているということは興味を持ってくれている、ということなので、そこから成約に結びつけられるように、少しでもキレイにしておくのがおすすめです。

特に玄関、水回り、バルコニーはよく見られているので、しっかり掃除しておくようにしましょう。

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