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マンションに住みながら売却活動をすることはできますか?

売却2019.11.12

質問内容


マンションを売却したいと思っていますが、新しいマンションを探して先に引っ越してしまうと、そこの家賃と今のマンションのローンが二重払いになってしまうので、生活がきつくなってしまいます。できれば今のマンションに住みながら売却活動をして、売却が決まってからいいタイミングで引っ越ししたいのですが、可能でしょうか。

可能な場合、住ながら売却活動することで何かデメリットになることや、注意点などありますか。


回答

 

結論から言いますと、住ながらマンションを売却することは可能です。実際、多くの人が同じように「新しく住むところと今のマンションのローンが二重払いになるのはしんどい」と考えていて、住みながら売却活動をする人は多いです。決して珍しいことではないので、あまり心配せずに売却活動して大丈夫です。


ただ、住みながら売却活動をするということは、空室状態で売却活動をするのと比べて、


  • 買主が即入居できない
  • 空室状態を見せることができない
  • 内覧に合わせて部屋を掃除したり、立会いの場合はスケジュールを合わせなければならない


というデメリットがあります。

 

急いで入居できるマンションを探している人にとっては、どうしても対象外になってしまうので、より多くの人にアプローチしたい場合には大きなデメリットになってしまうでしょう。また、空室状態を見せることができない、ということも人によってはデメリットになってしまいます。家具などがあると、買主にとっては部屋をどのようなインテリアにしようか、など想像しづらくなってしまいます。


ただ、それがメリットになることもあり、実際に生活している状態を見せられるということで、買主に購入後の生活のイメージを伝えることもできます。内覧に立ち会うことで、近隣の情報や、住み心地などを伝えることもできます。


このようにメリットもデメリットもありますが、実際に住ながら売却活動をするのであれば、内覧の際に注意すべきことがあります。それは、生活感が出すぎないように、きちんと掃除やクリーニングをするということです。実際に生活している状態を見せられるのはメリットではありますが、特に水回りなどの汚れが出やすい場所は、クリーニング業者に依頼してキレイにしておくほうが賢明です。そういった場所にでる生活感は、「不潔なイメージ」を与えてしまいやすく、間取りや条件を気に入ってもらえたとしても、「なんとなく」という理由で購入を見送られてしまう可能性があります。

片付けや掃除は当たり前にしておくべきですが、トイレやキッチンなどの水回りはクリーニング業者に依頼しておきましょう。

 

ということで、マンションに住みながら売却活動をすることは可能です。実際にそうしている人は多いので、あまり心配することはありませんが、内覧の際にはキレイな状態を見せられるように注意しましょう。

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