質問内容
マンション投資を考えていますが、空室になるのがこわくてなかなか踏み出せません。マンション投資の失敗例を見ても、空室率が高いということがよく出てくるので、どんなことに気をつけたら空室を避けることができるのが知りたいです。
簡単にできたら苦労しないことは分かっていますが、何を意識してマンションを選んだらいいでしょうか。
回答
空室を避けるためには、いくつかポイントがあります。
1つ目は、マンションの立地です。
そもそも人が少ないところでマンションを購入しても、借りたいという人が少なくては空室になるリスクがあがってしまいます。2017年10月1日の人口推計によると、人口が増えたのは東京、埼玉、神奈川、愛知、福岡、沖縄だけでした。他は人口が減っていってるので、できれば人口が増えているところでマンションを購入するようにしましょう。また、人口が増えているということは、築年数が経っても家賃が下がりにくいということでもあります。マンション投資では、ローンの返済額は変わらないのに、築年数が経つと家賃収入が下がり、返済がきつくなるということもよくあります。そのため、家賃収入が下がらないのはとても大きなメリットになります。
2つ目は、アパートよりマンション、ファミリー向けより単身者向けのワンルームを選ぶことがおすすめです。
アパートは防音面や防犯面で心配、という女性も多く、マンションのほうが選ばれやすいです。また、ファミリー層は一度引っ越すとなかなか引っ越さないため、一度入居が決まれば長く住んでもらえる半面、空室になると長い期間空室になるリスクもあります。また、ファミリー層だと、夫婦や家族で相談しながら決める傾向にあるため、なかなか入居が決まらなかったり、見送られてしまう可能性があります。その点、単身者は本人の意思だけで引っ越しがしやすいので、もし入居者が出て行ってもまたすぐに新しい入居者が見つかりやすいです。
3つ目は、良い賃貸管理会社を選ぶということです。
賃貸管理会社によって、入居者を集客する方法や営業手法などが変わってきます。同じ物件でも、賃貸管理会社によってすぐに入居者が決まったり、決まらなかったり、ということはよくあります。賃貸管理会社を選ぶ時は、きちんと実績のある会社かどうか、管理している物件数は多いかどうか、ということをしっかり確認するようにしましょう。
ということで、空室を避けるためには、まずは物件選び、それと賃貸管理会社選びが重要になってきます。もっと詳しく知りたい、という方はお気軽お問い合わせください。