希望の住戸の売買契約が済んだあとは、マンションの引き渡し、入居に向けての具体的な手続きが始まります。実際の住戸を確認するなど新生活に向けて夢膨らむイベントもあります。また、住宅ローンの重要な手続きの為に必要な書類など、期日を確認し漏れのないように準備する必要があります。ここでは、売買契約完了から引き渡しまでの流れを確認していきましょう。
(売買契約までの流れについては、「新築マンション購入【モデルルーム見学から売買契約まで】」をご覧ください。)
売買契約完了後は、速やかに銀行へ住宅ローンの本申し込みをしましょう。本申し込みには、住民票、印鑑証明などの公的書類も必要ですので担当者に確認の上、早めに準備しておきましょう。この本申し込みで、審査の上、正式な承認と融資条件が決定します。
物件によっては、お引渡し日が近づくと「入居説明会」が行われます。ここでは、入居に向けて、駐車場区画についてのご案内や抽選、引越の日程調整なども行われます。また、住宅ローンの金銭消費貸借契約や登記手続きなどもあります。
建物竣工後、実際に購入したお部屋の中を確認する「内覧会」が開催されます。ここでは、お部屋の中に不具合がないか、契約図面と相違がないかなどを確認します。気になる点があれば指摘し、必要な補修や説明を受けましょう。また、家具やカーテン設置のための採寸も行うことができます。
手付金以外の頭金、諸費用などの残金を売主に支払い、鍵の引き渡しを受けます。この日に住宅ローンも実行されます。ここから正式にご自身の所有になるのです。
ここまで、新築マンションの売買契約からお引渡しまでの一連の流れをまとめました。様々な手続きがありますが、どのステップでも疑問や不安はすぐに担当者に確認し解消して気持ちのいいお買い物にしましょう。
※物件によってはスケジュールが前後したり、開催されないものもありますので購入時に確認しましょう。